主人の転勤に伴い、新しい土地で班配送をスタートした私。
前の転勤先では、エリア的に生活クラブに加入することが出来ず、
やっと自由にサスティナブルな生活が始まるのね♪
とルンルンな気分で契約しました。
『個配送にも出来るけど、慣れるまでは班配送にして様子を見てね!
いろいろそっちの方が便利だし助けてもらえるから。
あとあなたみたいな転勤族には班配送がピッタリ!』
と、班配送と個配送のメリット・デメリットを確認せず、
まあ、大丈夫だろうとたかをくくって契約した私。こ
れから始まるめんどくさいことが起きることも知らずに。
このブログを見てくださる方に声を大にしてお伝えしたいこと。
班配送には合う・合わないの好みがはっきり分かれます!!
結果として私にとっては班配送は合わない、
これ、ちょっとめんどくさくない?と感じる場面が多かったです。
他の班でのコミュニケーションツールが何か知りませんが、
私が加入した班ではラインでのやり取りが主流でした。
◯◯班での活動が決まりましたよ、という連絡後、
約10名ほどのライングループにご招待を受けました。
私にとってラインは身近ゆえにプライベートな領域だったので、
まずその知らない人の輪に飛び込んで行かなければいけないことに少し抵抗がありました。
しかしグループのご招待を受けておきながら参加しないなんてこと、出来ないですよね。
班長さんからのお知らせや決め事、(あとで詳しく書きますが)班員同士の、
材の取り間違えましたというやり取りのライン。
小さい子供が二人いる、子育て中の私にとってはここだけの話、
頻繁に鳴るラインの音に敏感になってしまっていました。
私の家からスポット(材を置かせてもらえる班員のお宅)までは
車で2、3分の距離なのですが、月曜日と木曜日の週に2回、
小さい子供二人を車に乗せスポットまで行き、材をピックアップしてまた家に帰り、
材を搬入後子供を順次降ろす…
子供二人を連れてスーパーに買い物に行くよりは労力がかからないかもしれませんが、
材を取りに行く行程だけで疲れてしまいました。
その頃から、個配ってどうなんだろう?という疑念が湧いてきていました。
子育てを卒業したお姉様からのアドバイスとしては、
子供とお散歩がてら取りにくればいいのよ〜なんてアドバイスも。
そうですね、今度やってみます♪と笑顔でお返事しましたが、
子供二人を連れて、週に2回も牛乳4本、木曜日はそれに加えて
1週間分の食料品を持って、お散歩がてら…?想像したけで汗をかきそうです。
お散歩は身軽だからいいのですよ。行きはよいよい、帰りは地獄です。
そして何より、班の中でも、うちが注文した材の量が一番多かったように思います。
なので車で取りに行っていたとしても、クーラーボックスと車の往復は平均3回はあったかな、と。
めんどくさいなぁ。この時間、無駄だなぁ。時間を計ってみようかと、子供を車に乗せてから家に帰り材を冷蔵庫に入れ終わるまで約一時間。月曜日は牛乳だけなので、それでも30分。週に換算して一時間半。
月にそれが4回で6時間。それが一年続いたら?雪がふったら?と考え出したときにはもう私には班配送は合っていない。何もかも。と感じるようになりました。そして先ほど述べたように、班員同士による材の取り間違えも何回か起こりました。私自身も、一度他の方の材を持ち帰ってしまい、あぁぁぁぁ!しまった!!と慌ててスポットまで引き返したこともありました。逆のこともあり、お互いに自宅を知らない仲なので、その時もやはり、スポットまで引き返さなければなりません。
班の方々は優しく、嫌な人は一人もいません。むしろ、エッコロ制度を利用し、産前産後や子供たちが体調を崩した時などは、自宅までお届けして頂きすごく助けられました。
でも、今の生活クラブへの関わり方、いろいろ無理していないか?と自問自答を重ねているときに、いま話題の感染病が蔓延し始めてきたのです。
私と主人は、その頃のスポットでの感染症対策が十分に思えず、より接触の少ないあるいはまったく接触しなくても良い個配にしたいという気持ちが強くなっていきました。
班を抜けた後に、私たちが暮らしている県の感染者が確認されたので、いまでは何かしらの対策がなされているはずですが、個配になるまでは使い捨ての手袋をし、玄関先で材の全てを除菌する徹底ぶりの私たち家族と、そうではない方との感覚の違いは確実にあったように思います。そのときのニュースではモノからヒトへの感染があり得ると言われてましたので、とても慎重になっていました。
まずは班長さんに相談をし、それならばということで班から個配に移してもらえるようにさらに上のポジションの方に伝えてもらいました。その日のうちにエリアをまとめてくれているポジションのかたから御連絡があり、再度説明しなければいけなかったのですが、そちらの場でもご理解して頂けました。
ただ、班から個配へなった場合の説明を受ける中で2点気になることがありました。
1点目は、牛乳の配達が週に1回しかしてもらえないこと。スポットからうちまでは車で2〜3分の距離ですが、近くても距離は関係ないみたいです。お金を払ってもいいので配達してもらいたいくらいなのですが、ダメみたいです。
2点目は、班員価格では購入できないこと。これに関しては、まぁ仕方ないよねってくらいの感じなのですが、うちはほとんど生活クラブから購入しているので、今後4パーセント引きがちりも積もっていくのかもしれません。
最後に、班から個配に移った今の生活がどうなったかをお話しさせてください。
私にとっての個配、最高です。大体決まった時間にお届けしてくれ、のびのび自由と安心の両方を手にいれられました。前までは注文する消費財の量もコントロールしていたのですが(お米頼んだら重たい材はやめようとか、大根や白菜を半分のカットにしておこうとか)それももう必要なくなりました。
いつ抜けたらいいかわからなかったラインのグループは、どさくさに紛れて謝罪とともにドロンしましたが、ドキドキしたのはその前後だけで、今では本当にイージーモードで私らしい生活クラブとの付き合い方ができています。
最初にお話しした通り、班配送でも個配でも合う・合わないの好みがあります。私は班配送が好みですが、班配送のメリットもたくさんあるのでそちらについても次回ご紹介したいと思います。